浮気調査以外に、興信所ではどのような仕事を行っているでしょうか?

興信所の主な仕事

 

興信所の仕事内容は7割が浮気調査2割が人捜し残りの1割がその他(信用調査・身辺調査調査など)に大別されます。
依頼内容によって仕事内容は変わってきますが、主に相談業務・調査業務・報告書作成(事務業務)の3種類です。
興信所の主な仕事(依頼内容)を紹介いたします。

 

 

浮気・不倫調査

 

他の女性に気がある男性

 

興信所の仕事で非常に多いのが浮気・不倫調査です。
主に相手が浮気をしていないか確かめて欲しい依頼と、既婚者が離婚・賠償金請求を目的に法的証拠を掴む2つのパターンがあります。
このほか、割合は低いですが、浮気をしている当事者が興信所・探偵に尾行されていないかの調査をするケースもあります。

 

 

人探し

 

浮気調査に次いで多いのが人探しです。探す方法は状況と依頼内容によって大きく変わります。
ビラ配りなどで情報提供を呼びかけることもありますが、依頼者が仕入れた情報の真偽を確かめるケースが多いです。
主に見当の付く場所が遠方で、依頼者自身が足を運ぶ手間が大きい場合や、探している人には気付かれずに現在はどこにいるか確かめる依頼があります。
失踪した家族を探すほか、金銭トラブルになって行方をくらませた人を探す依頼が多いです。

 

信用調査

 

何かを探す探偵の男性

興信所が行う本来の業務であり、主な調査対象は法人です。
戦前の興信所が行っていた支払い能力などの与信を興信所がチェックすることもありますが、実際には代表者の身辺調査や反社会勢力との繋がりを調査する依頼が多いです。
このほか、ライバル企業の動向(新規出店情報など)や、業績、営業先情報などを調査する依頼など、融資以外の目的で興信所へ依頼が入るケースもあります。

 

身辺調査

 

身辺調査は、従業員や取引先の代表、家族の状況などを調査するもの。
興信所が行う身辺調査の依頼は大半が、現地調査を伴うものです。
たとえば家族構成、休日の過ごし方、交友関係のチェックなど。稀に信用情報機関の内容や口座情報(貯蓄額)の調査を求められることもあります。

 

負担の少ない仕事もある

 

興信所の仕事は、浮気調査など調査対象者にバレないように写真を撮るなど難易度の高い業務が多いですが、一部で負担の少ない仕事もあります。
珍しい依頼が中心になりますが、興信所の中でも比較的簡単な仕事の一例をご覧ください。

 

パワハラ、セクハラ調査

クライアントから依頼を受けた社内飲み会で店内に潜入し、上司が部下に対してパワハラやセクハラをしていないか調査を行います。
状況に応じて証拠提出を求められないことも。

アリバイ補助

浮気をしている依頼者に協力し、浮気をしている時間帯にパートナーへ連絡します。
また、本人の代わりに用事を済ませるといったアリバイ工作を手伝うこともあります。

簡易調査

尾行はせずに、勤務先から帰社する時間だけをチェックします。
こういったケースでは本当に残業で帰りが遅くなっているかを確認するだけで、何をしているかまでは調査に含めないことが多いです。

盗聴盗撮発見調査

興信所の多くは盗聴盗撮発見調査を扱っていて、電波の受信状況を調べる機械など専用の設備を導入しています。

 

これらはあくまでも一例で、興信所は相談者の状況や悩みに応じて幅広い依頼を受けます。
人間関係に関連した何でも屋と表現することもでき、難しい状況でも報酬の折り合いさえ合えば何でも対応してもらえるものです。

ただし、危険性の高い仕事は断られたり、もしくは数百万円以上の料金を請求されたりすることがあります。
興信所への依頼を検討している方は、調査員の労力と危険性の大きさに比例して料金が高くなることを覚えておきましょう。

 

調査員として働きたい方や、興信所の内部事情を知りたい方はコチラのページを併せてご覧ください。